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【本を読もう】エンジニアにお勧めの書籍紹介_Vol4

いつもルトラの会社ブログをご覧いただきありがとうございます。

おじいちゃんです。

久しぶりのシリーズ物である、本のご紹介です

2023年の新年早々に出会った4冊の本がとても良かったので、

今回はそのうちの2冊を私の主観を交えてご紹介します。

残りの2冊も軽く触れておきますので、ご興味のある方は是非読んでみてください。

本書の紹介理由

皆さん、会社で目標設定等をしていたりしませんか?

弊社でも半年毎にMBOと言う取り組みを行っています。

MBOってなに?と言う方の為に、簡単に説明すると

目標管理です。

ただし、管理するのはあくまでご本人。

管理職が、あれやれ、これやれと指示するのではなく

目標を立てた本人が自ら管理する。と言う事に主軸が置かれているものになります。

さて、そんな目標設定ですが、通常の業務の中でこなせるもの以外に

自己実現の為に業務外の目標を立てていたりしませんか?

そして、業務外の目標に対する取り組みの中で

「この取り組みで本当に目標に向かっているのか?」

「やりたい事は明確なのに兎に角時間がない」

そんな悩みに直面した事は無いでしょうか?

私はあります。

私は幸いな事に自己解決出来たのですが、

そんな悩みをお持ちの方に是非お勧めしたいので、今回のブログ記事にさせていただきました。

そして、私自身はこの2冊の本によって、自分自身のマインドが肯定された気分になったので、

この本に関わった全ての方への感謝の意味も込めて、今回のブログ記事にさせていただきました。

1冊でも大きく感銘を受けますが、2冊とも読むとより効果的だと思えたので、2冊ご紹介させていただきます。

1冊目 【The Long Game】

本の中央の一番目立つ所に書いてありますが、

「今、自分にとっていちばん意味のあることをするために」

もう、これだけで私の心には刺さりまくりだったのですが、

内容も素晴らしい。

特に弊社の社内で私と1on1等でお話をしていただいている方は「耳にタコ」位聞いている言葉だと思いますが

自分の興味に最適化する。(私流だと、興味のある事を選択する。)

これは本当に大切な事だと思っていて、やはり興味の薄いものって、

「将来の為」とか無理やり理由を付けた所で、

モチベーションも維持し難いですし、本当に自分がやりたい事なのか?と言うような悩みに陥りがちだと思っています。

逆に心底楽しんでやっている事と言うのは、負の感情が芽生えにくいものなので、

辛いとか苦しい、面倒くさいと言う感情自体が芽生えにくいですよね。

そして本書の中で是非紹介しておきたいポイントがもう一つ

目標達成する為の手段として「周りを巻き込む」

本書の中では、自ら宣言する事で、外部からの視線(見られ方)などが気になる様になり

自ずとやらなければ、と言う状況に自分を追い込むと言う書かれ方をしていますが、

私の個人的な意見としては、「周りを巻き込む」と言うのは協力者を募ると言う見方の方が良いかな。と思っています。

【やらなければ】はやはり心的ストレスが大きいと思うので、

周囲の人に助けてもらう、アドバイスをもらう等の協力者を募る事によって、

孤独感が無いだけでも、自身に掛かる、心的ストレス、肉体的ストレスが緩和される部分が大きいと思います。

他にもとても参考になる事が書いてあるので、

良ければ皆さん一度読んでみてください。

2冊目 【YOUR TIME】

「4063の科学データで導き出した、あなたの人生を変える最後の時間術」

正直私がこの本の表紙を見た時の率直な感情は、「また大きく出たな~(笑)」でした。

そして読み終わった私の感想は「辞書だった」でした。

こう言う自己啓発本やビジネス書の類と言うのは、基本的に1冊丸ごと読む事で

著者の思いや書きたい事を理解できる。と言う類のものが多いのですが、

本書は、タイプ別に陥りやすい傾向等が書いてある。と言うもので

自分の為だけに読むのであれば、自分が当てはまっていると思う所以外は読み飛ばしても良く

管理職等で、様々なタイプの人にアドバイスをする立場の場合にも、そのタイプに合わせた傾向が載っている本となっています。

私の話で大変恐縮ではありますが、

若い頃の私は、Dr.Xよろしく「私失敗しないので」と言う位、自分の中の理想像に限りなく近づける事が仕事だと思っていました。

より効率的に、長時間労働も厭わず、兎に角今ある技術を盛々に詰め込んで(自分にとって)完璧なシステムを作る!な~んて息巻いて

誰もそんなもの望んでいない事にも気が付かず、自分の安いプライドに噛り付いていました。

そして、当然の様に巡りくる失敗、敢無く挫折、そしてメンタル崩壊と言うオマケつきでした。

その状況から立ち直った時に自分の中で気が付いたことが、

「常に60%~70%の力で物事を進めていく(何か想定外が発生しても余力を残している状況を作る)」

そして「Best/Better/Bat」と言う3種類の結果をイメージして、Batと言う選択をしない。と言う2つの考え方でした。

物事は完璧に近づければ近づけるほど、振れ幅が小さくなり、限りなく点に近づいていきます。

そして、点に近づけば近づくほど、他者の思う完璧と言う点との距離は乖離していく事が多いです。

そして、若い頃の私の様に、自分の望むものと他人の望む者の溝が大きかった時に苦しみます。

しかし、逆に、こうなってはいけない。と言う部分は、共通項がとても多いので、

自分が、「これはダメだ」と思う事は、他人も「ダメだ」と思う事が多いです。

そうやって、「完璧な物」を目指すのではなく「ダメな所が無い物(少ない物)」を目指す事に視点を変える事で

結果的に「罪悪感の無い妥協点」の線引きが出来る様になり、完璧を目指さないがゆえに

それまで、完璧を求めていた分の時間を他の事に使う事ができるようになり、

いわゆるライフワークバランス(メンタル面も含め)がとても安定しました。

私の事を長々と書いてしまいましたが、本書に掛かれている事がまさに

「罪悪感の無い妥協点」の線引きが出来る様になるメンタルコントロールこそが時間を生む。と言う考え方である。

と言う部分だと私は思いました。

あくまで、上記は私の例であり、本書には様々なタイプの人が

「罪悪感の無い妥協点」を見つける為のアドバイスが書かれています。

2冊とも読んで欲しい理由

ここまで読んだ勘の良い方はお気づきだと思いますが、

長期的な視点で物事を考える事の重要さ、そしてその長期的目標を達成する為にブレイクダウンした短期目標の実施

それらの目標に対しての向き合い方と言うメンタルコントロール。

その全てが合わさる事で、より高い効果が生まれると思ったため、今回の2冊を併せてご紹介いたしました。

オマケ

冒頭で触れましたが、いつかちゃんと紹介したい2冊をオマケで簡単にご紹介

「ユーモアは最強の武器である」

「Chatter 頭の中のひとりごとをコントロールし最良の行動を導くための26の方法」

この2冊もとても面白い本だったので、ご興味のある方は是非読んでみてください。

今回は私自身の事を書いたので長文になってしまいましたが、

これからも色々な本を読み、常に変化し続けていきたいと思っていますので、

また私が紹介したい本に出合えた時には、ご紹介させていただきたいと思います。

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

おじいちゃん

おじいちゃん

入社月の社員総会で、初対面の「いかさん」にこのあだ名をつけられました。

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